省エネルギー吸着剤としてのメソポーラスシリカの合成と  水蒸気吸着特性
省エネルギー吸着剤としてのメソポーラスシリカの合成と  水蒸気吸着特性
遠藤明、小森晃、稲木由紀、藤崎里子、山本拓司、大森隆夫、中岩勝

  低温排熱を利用した省エネルギー吸着システム用の吸着剤としては、 適用する各種システムの操作湿度範囲において吸着量の大きなものが望ましい。 そのような吸着剤の設計・合成を可能とするためには、吸着剤の細孔構造を各種 システム用に最適化する必要がある。本論文では、nmレベルで構造規則性を もつメソポーラスシリカを溶媒揮発法により合成し、水蒸気吸着特性を検討する ことにより、省エネルギー吸着システムのための新しい吸着剤としての可能性を 検討した。溶媒揮発法で合成したメソポーラスシリカは、狭い相対湿度範囲での 吸脱着量の変化が大きく、既存の吸着剤と比較して吸着剤としての高いポテンシ ャルを有することがわかった。