重力を作動液還流の駆動源とする通常の熱サイフォンは熱を下部蒸発器から上部凝縮器へしか輸送できない。
それに対して、トップヒート型熱サイフォンは動力を用いることなく、熱を
上部蒸発器から下部凝縮器へ輸送するために、下部凝縮器で凝縮してできた
凝縮液を何らかの方法で上部蒸発器へポンプアップしなければならない。
本報告では、まず、通常のヒートパイプ及び熱サイフォンの設計要点について
述べる。次に、本報告の主題であるトップヒート型熱サイフォンに関して、
現在まで発表されている研究結果を調査し、紹介する。特に、実用に供する
可能性がより大きいと考えられる4種類のトップヒート型熱サイフォンを取り上げ、
それらについて概要を述べ、実用化に向けての要点及び問題点について言及する。
Key Words
Heat transfer, Cooling, Heating, Thermosyphons, Heat Pipe, Top-heat-type
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