燃料電池エネルギーネットワークの放熱量の見積もりと配管経路の探索
燃料電池エネルギーネットワークの放熱量の見積もりと配管経路の探索
小原伸哉,工藤一彦

   数十棟の建築物の電力及び熱需要を,任意の1箇所に設けた燃料電池で賄う 集中方式と,各棟に燃料電池を分散配置して賄う分散方式による, 燃料電池ネットワークの温水配管経路の探索プログラムを開発した. 本プログラムでは,遺伝的アルゴリズムによるTSPの考え方を用いており, 温水配管での放熱量を最小化する経路探索を行うことができる. これを札幌市の74棟からなる住宅地モデルに適用して,各方式での配管での 放熱量を見積もった.この結果,集中方式に対する分散方式での割合は, 通年平均でおよそ50%であった.燃料電池ネットワークの温水配管の経路探索に 本プログラムを導入することで,分散方式での放熱量を抑える計画ができた.

和文キーワード
省エネルギー,配管,燃料電池,エネルギーネットワーク,最適設計