プロピレングリコール水溶液を用いたアイススラリーを主な対象として, 氷結晶の形状および貯蔵における結晶の形状変化,アイススラリーの融解潜熱に ついて検討を行うとともに,他の水溶液スラリーとの違いを比較検討した. その結果,生成直後は過冷度および濃度の増加とともに微細な氷結晶を形成し, これらの傾向は他の水溶液でも同様であることがわかった.液中貯蔵の場合には, 溶質によらず時間と共に粒子は丸みを帯び,0.1mmから0.2mm程度となることが わかった. さらに,水溶液の濃度の増加ともに氷の融解潜熱は減少することが わかった. また,その融解潜熱は凝固点降下と希釈熱の効果をもとに算出でき ることがわかった.
Key Words : Freezing, Ice, Slurry, Storage, Latent heat of fusion