二酸化炭素を用いる冷媒自然循環型冷却器の性能解析
二酸化炭素を用いる冷媒自然循環型冷却器の性能解析
岡崎 多佳志

   移動体通信基地局の年間冷却を目的に冷媒自然循環型冷却器を試作し, 二酸化炭素(CO2)の冷却能力をHFC系冷媒であるR410Aと比較するとともに, 試験結果を冷媒量,熱交換量,圧力損失を考慮したシミュレーション結果と比較した.
室内温度30℃(室外温度10℃)の気液二相状態では,CO2の冷却能力はR410Aに 比べ4〜13%増加するが,室内温度50℃(室外温度40℃)の超臨界状態では 冷却能力が約11%低下し,これらの試験結果は上記シミュレーション結果と良く一致した.
また,超臨界流体を用いる自然循環型冷却器では"向い直交流"の熱交換器が "並び直交流"に比べ冷却能力を大幅に向上させることを示した.

Key Words:
Cooling, Natural working fluid, Heat exchanger, Data processing system area, environment