界面活性剤を冷媒蒸気と共に供給するときの吸収促進効果の研究
界面活性剤を冷媒蒸気と共に供給するときの吸収促進効果の研究
高 洪濤,松崎 哲也,王 剣鋒,飛原 英治

  既存の吸収冷凍機に広く使用されている 炭素数8の界面活性剤2-Ethyl-1-hexanolに代わる界面活性剤として 炭素数6,7のアルコール6種類を選択し,静的吸収実験を行うこと によりその効果を検討した。その結果,各界面活性剤ごとに最適な 添加濃度があり,試験したアルコールの中では, 炭素数7の1-heptanol と炭素数6の1-hexanolは従来の2-ethyl-1-hexanolより それぞれ16%,19%吸収量が増加することがわかった。
また,界面活性剤を蒸気相から供給する場合の吸収促進効果について 静的吸収実験を行い,界面活性剤の種類によっては界面活性剤を溶液に 溶解する場合と同程度の吸収促進作用があることを明らかにした。 続いて流下液膜吸収実験も行い,同様の結果が得られることを示した。

和文キーワード
吸収冷凍,表面張力,界面活性剤,マランゴニ効果,吸収器,三重効用吸収冷温水機