超小型ガスタービン/固体酸化物型燃料電池分散電源システムにおける最適運転条件
超小型ガスタービン/固体酸化物型燃料電池分散電源システムにおける最適運転条件
鈴木 洋、山田実希、薄井洋基、菰田悦之

   30kW級マイクロガスタービンと固体酸化型燃料電池を組み合わせた分散電源システムに 廃熱利用機器として吸収冷凍機およびボイラーを組み込んだシステム解析を行なった。システム に関して、最適運転条件に関する戸建て住宅およびスーパーマーケットモデルを対象としたシステム解析 を行なった。システムは常時定格運転を行なうものとし、ピーク時の電力消費量に対する分散電源からの 電力供給量を作動割合と定義し、パラメータとして用いた。不足分は系統電力および供給ガスを用いる こととし、分散電源を用いない従来型システムとの比較から省エネルギー率を算出して検討した。
 また、蓄熱システムを組み込んだ場合には省エネルギー率が向上し、戸建て住宅については 最大20%程度の省エネルギー率にとどまること、蓄熱を組み込んだ場合には省エネルギー率が 向上し、戸建て住宅については最大50%の省エネルギー率が得られることを明らかにした。
 また、システムのエネルギーの利用率については、低い作動割合で1を超える値を示し、 比較的低い作動割合で用いることが有効であることが有効であることを定量的に示した。

和文キーワード:
分散電源、廃熱利用、システム解析、作動割合、省エネルギー率