氷蓄熱システムで用いられるアイススラリーを主な対象として,
5種類の水溶液中で氷が相変化する際の見かけの融解潜熱を測定した.
また,氷が水溶液中で融解することにより,水溶液濃度が変化
する際の希釈熱に着目し,見かけの融解潜熱を推算する方法について検討を行った.
その結果,水溶液濃度の増加とともに融解潜熱は減少し,
減少量は溶質の種類に依存することがわかった.
また,水溶液中での融解潜熱は,融解に伴う溶液の希釈熱と
凝固点降下の影響を考慮した推算式と非常に良い一致を示すことがわかった.
さらに,DSCを用いて融解潜熱を測定し,これらの結果と比較することにより,
それぞれの特徴について検討を行った.
和文キーワード:
氷,融解潜熱,水溶液,アイススラリー,DSC
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