太陽熱駆動型デシカント空調プロセスの実証試験結果について 日射量および外気湿度の影響を中心に報告 する.安定した日射量が得られた場合,太陽熱温水器を循環する水への蓄熱量が多く ,日射量が低下する夕刻 での性能低下が抑制された. また,日射量が不安定な場合には循環水への蓄熱による緩衝効果が有効に現れる ことがわかった.低湿度条件では日射量が除湿性能に与える影響が小さく, 断続的な日射量の減少による性能 低下は上記蓄熱効果もあり抑制された. しかしながら,高湿度条件における日射量減少の影響は大きく,十分 に低い給気温度を得るためには,やはり安定し,かつ高い日射量が求められる. 様々な気象条件に対応するに は補助熱源との組み合わせが検討する必要がある.
和文キーワード:デシカント空調システム,日射量,除湿,吸着,自然エネルギー利用