クロスフィンチューブ式熱交換器の性能予測 第1報:スリットフィンの寸法諸元最適化の検討
クロスフィンチューブ式熱交換器の性能予測
第1報:スリットフィンの寸法諸元最適化の検討
近藤智惠子,千秋隆雄,松村賢治,小国研作

  ヒートポンプの最重要課題として効率向上が挙げられ、熱交換器の最適化はその手段として有効である。
本論はフィンの平均表面熱伝達率および通風抵抗の予測方法を提案するもので、ヒートポンプの室外熱交換器を対象として コスト低減を目的とした計算事例を紹介する。
 コルバーンのJ因子・ファニングの摩擦係数は、それぞれ表面熱伝達率・通風抵抗の無次元数である。 ここに、スリット占有率なる新しい変数を定義することで、スリットフィンのJ因子と摩擦係数を予測することができた。 また、数値解析によりフィン効率の近似式を提案することができた。
以上の手法を用いて、熱交換器の空気側の性能を予測することができ、コストミニマムとなる フィンの最適形状を求めることが出来た。

キーワード:
熱伝達率, フィン効率, コスト低減, クロスフィンチューブ熱交換器