氷と固体冷却面とのせん断付着応力に及ぼす表面粗さの影響副
氷と固体冷却面とのせん断付着応力に及ぼす表面粗さの影響副
青山剛士, 石川正昭, 平田哲夫, 浮貝清岳

   氷と固体面との付着メカニズムを知る事は,氷の付着に関わる全ての現象において,その最適条件を知る上で重要となる.付着界面における機械的な結合は付着力を決定する大きな要素であり,固体面の表面粗さから決定される.本研究では,純水氷と銅板とのせん断付着力に対する,算術平均高さ,算術平均傾斜の影響を検討した.表面粗さと付着応力の値の関係を明らかにし,付着界面のモデルから付着現象にはR兮が影響している事を示した.この実験データとモデルから純水氷と銅の付着現象において材料と温度のみで決まる普遍定数を算出して,この値を基準として付着応力と表面粗さの関係を整理する半実験式を示した.

キーワード:
氷,製氷装置,付着,せん断応力,固体面,表面粗さ,剥離モデル