日本冷凍空調学会論文集 サマリー 太陽熱温水器を駆動熱源とする 吸着式デシカント空調システム 第2報:日射量を考慮したシステム性能と 必要となる熱供給装置規模の推算
  2007年
 
日本冷凍空調学会論文集 Vol.24,No.1 要旨
                                

 
 
太陽熱温水器を駆動熱源とする吸着式デシカント空調システム
第2報:日射量を考慮したシステム性能と必要となる熱供給装置規模の推算

大蔵将史,児玉昭雄

 
 太陽熱駆動デシカント空調システムの実証試験結果をもとに,必要となる熱供給装置規模に与える日射量, 外気条件の影響を検討した.処理風量2070m3/h,外気導入量500m3/h,対象室全熱負荷9.2kWの条件では,日射量が最大と なる12時から15時に蒸発冷却による顕熱除去効果を得るには40m2程度の太陽熱温水器集熱面積が必要であると示唆された. 一方曇天日には補助加熱器から熱エネルギーが追加投入され,さらに蒸発冷却効果も得られないことから,太陽エネルギー寄 与率は低下した.このような条件で太陽熱温水器のみで除湿を行うには,少なくとも50m2程度の太陽熱温水器集熱面積が必 要であると推算された.
 
デシカント空調システム,吸着,自然エネルギー利用,太陽熱温水器,除湿,潜熱負荷