吸着材デシカントローターの水蒸気吸脱着挙動第3報:吸着等温線形状と粒子内拡散係数の影響
  2007年
 
日本冷凍空調学会論文集 Vol.24,No.3 要旨
                             

 
 
吸着材デシカントローターの水蒸気吸脱着挙動
第3報:吸着等温線形状と粒子内拡散係数の影響

辻口拓也  児玉昭雄

 
  本報ではデシカントローターの吸着特性の中で,除湿性能に与える吸着等温線形状の影響を,数値計算より様々な条件下において検討した.さらに,吸着等温線およびハニカムローター仕様と密接に関係する粒子内拡散係数と除湿性能との関係についても調べた.その結果,再生温度に応じて適切な吸着等温線を用いることが重要であるとの知見が得られた.一例として,再生温度80℃の場合,相対湿度15-20%で平衡吸着量が急激に増加する吸着等温線を用いることで,現行のデシカントローターよりも高い除湿性能を維持したままデシカントローター長さの削減が期待できることがわかった.
 
キーワード:デシカント空調システム,吸着,除湿,熱と物質の移動,デシカントローター