スクロール圧縮機スラストスライド軸受の最適設計
  2007年
 
日本冷凍空調学会論文集 Vol.24,No.3 要旨
                             

 
 
スクロール圧縮機スラストスライド軸受の最適設計

奥 達也、石井徳章、阿南景子、澤井 清、森本 敬、飯田 登

 
 スクロール圧縮機スラストスライド軸受部の設計に際して,混合潤滑解析を取り入れた最適設計などは全く行われておらず,設計指針も明らかにされていない.本研究では,現在量産されているスクロール圧縮機をベースにし,スラストスライド軸受の規定内径に対して最適外径値を決める最適設計理論解析モデルを示し,摩擦雰囲気温度によって潤滑油粘度が変化した場合,スラストプレートが薄くなってくさび角度が大きくなった場合,軸受内外圧力差が増大してくさび角度が大きくなった場合について具体的な最適設計計算を行っている.軸受最適設計では摩擦による損失動力を最小にする必要があるので,それを指標にして最適軸受外径寸法を検討している.
 
キーワード:最適設計,圧縮機、潤滑、スクロール圧縮機、スラスト軸受、潤滑理論解析、トライボロジー