ビル用マルチエアコンの期間性能評価に関する研究 第1報:EHPにおける期間エネルギー消費
  2007年
 
日本冷凍空調学会論文集
 Vol.24,No.4 要旨
                             

 
 
ビル用マルチエアコンの期間性能評価に関する研究
第1報:EHPにおける期間エネルギー消費

廣田真史,渡邉澂雄,古川正英,永松克明

 
 定格冷房能力が56kWの電気式ビル用マルチエアコンについて,室内空調負荷と室外の温度・ 湿度を独立に設定できる試験設備を用いた部分負荷性能試験を実施し,部分負荷時のエアコンの性能特性を明らかにした. 試験結果に基づき,定格冷房能力が28kW以下を対象とした現行の性能評価基準であるJIS B 8616を, より大型のマルチエアコンに適用した場合に算出されるCOPや期間エネルギー消費量の妥当性について検討した. その結果,現行の方法は低空調負荷時のCOP低下を再現できず,期間消費電力量を冷房期間で約10%, 暖房期間で約30%過小予測することが明らかになった.これらの結果に基づき,より高精度の期間エネルギー消費量予測方法を 考案した.
 
キーワード:空気調和機,ヒートポンプ,成績係数,事務所建築,部分負荷性能試験,期間エネルギー消費