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水平ら旋溝付管内における二酸化炭素沸騰流のボイド率に関する実験的研究
2008年
日本冷凍空調学会論文集
Vol.25,No.1 要旨
水平ら旋溝付管内における二酸化炭素沸騰流のボイド率に関する実験的研究
近藤 智恵子・東井上 真哉・桑原 憲・小山 繁
本論文では,自然冷媒として昨今注目されているCO2を作動流体として取り上げ,テスト蒸発器直後に設けたサンプリング区間400mmのサンプリングセクションにおいて,締切り法を用いてら旋溝付管内の平均ボイド率を測定し,スリップ比を求めた.また,本実験結果と従来の予測式とを比較して,ら旋溝付管内のボイド率およびスリップ比について考察した. その結果,質量流束200および350 kg/(m2・s)ではボイド率に顕著な差異が見られなかったが,質量流束455 kg/(m2・s)では200,350 kg/(m2・s)の場合に比して明確に高い値となった.圧力変化に伴う気液密度比の影響は顕著であり,気液密度比の増加に伴うボイド率の上昇が確認された.乾き度0.9以上の範囲において,急激にスリップ比が上昇することが分かった.従来の式との比較の結果,Butterworthの式が,最も良く実験結果と一致した.さらに,スリップ比に関する経験式を求め,これより,ボイド率の予測式を提案することが出来た.
Key words : ボイド率,ら旋溝付管,二酸化炭素,沸騰流,実験