自然対流下における霜層成長予測法の比較
  2008年
 
日本冷凍空調学会論文集
 Vol.25,No.2 要旨
                             

 
 
自然対流下における霜層成長予測法の比較

下村信雄・関 光雄・大久保英敏

 
 自然対流下の着霜現象に影響する空気側因子の空気温・湿度変化時の実験的研究結果としての霜層高さの時間変化に対して、均質・非均質霜層の成長モデルの数値計算を行い,以下を示した.今範囲において、霜高さは均質モデルが高めに、非均質モデルは逆に低めの結果を示す.また両モデルとも概ね実験結果と同様の傾向を示すが、RMSによる定量的評価では明らかに非均質モデルが優位である.しかし,課題もみられ、今後は自然対流下において,霜層密度に代表される霜層物性の成長方向の分布を実験的に把握し,計算結果との整合性の確認が必要である.また,計算初期値として与える霜高さや霜密度も強制対流との差異を明確にする必要がある.
 
キーワード:着霜 熱・物質伝達 着霜成長モデル 数値解析