界面活性剤を添加した氷スラリーにおけるバキューム製氷特性
  2008年
 
日本冷凍空調学会論文集
 Vol.25,No.2 要旨
                             

 
 
界面活性剤を添加した氷スラリーにおけるバキューム製氷特性

鈴木 洋・岡田和人・藤澤亮・菰田悦之・薄井洋基

 
 界面活性剤および助剤を添加した氷スラリーについてバキューム製氷法を用いた場合の製氷特性について検討した.本研究で界面活性剤としてセチルジメチルベタインを用い,モリオキシエチレンソルビタンモノオレートを用いた場合の結果と比較した.その結果,本製氷法で生成された氷微粒子の径が掻き取り法で生成されたものより小さいこと,助剤を添加しない場合においても,十分小さな微粒子が生成されることがわかった.また試験流路径が小さかったため,抵抗低減効果については明らかではなかったが,十分高い流動性が界面活性剤添加によって得られることがわかった.これらのことから界面活性剤添加とバキューム式製氷法の組み合わせについては氷微粒子生成において有効であることがわかった.
 
キーワード:製氷装置,氷蓄熱,氷結晶,氷スラリー,界面活性剤,抵抗低減,粘度