2008年
日本冷凍空調学会論文集 Vol.25,No.2 要旨 |
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尿素-水混合物質の連続結晶生成
外村 琢・大久保英敏・渡邊知志・関 光雄・村越裕道
水溶液などの多成分混合物質には共晶点が存在する.共晶点濃度において固液二相状態を実現できた場合,これを機能性熱流体として,一定温度取り出しの蓄・放熱が可能な流動性のある蓄熱蓄冷材に利用できる可能性がある.本研究では,尿素-水混合物質を冷房システムに利用することを主な目的として,0.5mass%の防食剤を添加した尿素-水混合物質の融解潜熱量およびみかけの密度について測定を行った.さらに,測定より得られた融点図に基づいて共晶点濃度(C=32.5mass%)の尿素-水混合物質を作製し,非接触の撹拌方式を用いて,二重管式熱交換器内における流動性のある固液二相流の連続生成に成功した.
キーワード:共晶点,熱交換器,機能性熱流体,熱物性,尿素-水混合物質