霜層厚さ評価の提案
  2008年
 
日本冷凍空調学会論文集
 Vol.25,No.2 要旨
                             

 
 
霜層厚さ評価の提案

四元博之・石原 勲・谷尾健一・松本亮介

 
  本研究は,霜成長の比較的緩慢な自然対流において霜層位置を個人誤差のない普遍的な方法で決定し,霜層厚さを測定・評価しようとするひとつの提案を示している.従来,霜層表面位置は視覚的な方法により計測される霜先端部を霜層表面位置としている.本提案では非接触な光学的な方法で実質的な霜層を測定しようとするもので,光源から霜層に斜めから光を照射し,光源を微動させてその反射光量の最大となる位置を霜層表面としている.したがって,霜先端から霜層内部の霜組織の周囲空気に広く接する位置を霜層表面と評価している.この意味で評価された霜表面は熱・物質伝達に関して適切なものであると考える.
 
キーワード:霜,霜層表面位置,霜層厚さ,フォトマイクロセンサ,デジタルマイクロスコープ,自然対流