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振動分析による圧縮機の製造不良診断
2008年
日本冷凍空調学会論文集
Vol.25,No.3 要旨
振動分析による圧縮機の製造不良診断
豊島正樹、山下浩司、小長谷真一郎、野端敏文
圧縮機の振動波形およびそのFFT分析結果から製造不良品を見分け、異常原因を判別する方法を開発した。分析手法の特徴は「振動波形の低周波域と高周波域のFFT積分値の比を特徴量に用いる」「異常傾向が非定常の極初期に表れる現象への対応として、起動部と定常部の特徴量を分離評価する」点にある。製造不良を模擬した圧縮機を試作してそれぞれの特徴量を明確化し、正常と異常、異常についてはその原因を判別する診断アルゴリズムの検討を行った。スクロール圧縮機の製造ラインにおける実機検証の結果、交流式と直流式の両モーター形式の圧縮機に対してその有効性を確認した。
キーワード:圧縮機、冷媒、振動、診断、特徴抽出