フィン付き鉛直矩形流路内での純冷媒の層流膜状凝縮に関する理論解析
 
日本冷凍空調学会論文集
 Vol.26,No.3 要旨
                             

 
 
フィン付き鉛直矩形流路内での純冷媒の層流膜状凝縮に関する理論解析

松元達也,小山 繁

 
 本論文では,鉛直設置式のプレートフィン凝縮器内での熱伝達特性を明らかにするために,フィン付き鉛直矩形流路に簡単化し,その流路内での層流膜状凝縮に関する理論解析を行った.解析では,次の仮定を与えた.バルクの蒸気は純冷媒の飽和蒸気であり,蒸気と液膜の界面でのせん断応力の影響は無視した.フィン内部では一次元定常熱伝導とし,基底部の冷却面温度は一定とした.また,液膜内の圧力分布は液膜表面の曲率と表面張力により定まるとした.そして,フィン形状,フィン材質及び冷媒の種類が熱伝達特性に及ぼす影響を詳細に検討するとともに,これらのパラメータの影響を含む凝縮熱伝達特性を簡潔に示す無次元相関式を作成した.
Key words : プレートフィン凝縮器、層流膜状凝縮、フィン付き鉛直矩形流路、純冷媒、理論解析