焼結アルミニウム繊維シートシンクの伝熱性能実験
 
日本冷凍空調学会論文集
 Vol.26,No.3 要旨
                             

 
 
焼結アルミニウム繊維シートシンクの伝熱性能実験

小松喜美,菅原征洋,佐藤寛才,藤田 忠

 
 本研究は焼結したアルミニウム繊維層をヒートシンクとして使用した場合の除熱性能や圧力損失特性について実験的に検討したものである.得られた結果から,アルミニウム繊維径,空隙率,そして冷却空気速度が上記性能に与える影響を系統的に検討し,発泡アルミニウムヒートシンクや銅細線を使用したヒートシンクの結果と比較・検討を行なった.また,ヌッセルト数(NuD)と無次元動力(CfP・ReD3)の関係は,空隙率による影響は小さいが,アルミニウム繊維径(dw)によって大きく異なり,その関係式は以下のようになることが分かった.
dw = 0.14mmの場合はNuD=28.26(CfP・ReD3・10-10)0.188の関係式で表され,
dw = 0.54mmの場合はNuD=46.35(CfP・ReD3・10-10)0.139の関係式で表される.
Key words : 熱伝達,冷却,熱交換器,ヒートシンク,アルミニウム繊維,焼結