日本冷凍空調学会論文集 Vol.26,No.3 要旨
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ビル用マルチエアコンの期間性能評価に関する研究
−第2報:EHPとGHPの比較−
渡邉澂雄,大橋英一郎,永松克明,中山浩,廣田真史
本研究では,定格冷房能力が56 kWのGHP式ビル用マルチエアコンの部分負荷性能試験を実施し,実測された成績係数および期間エネルギー消費量を電気式エアコン(EHP)の結果と比較するとともに,JISに基づく予測結果と比較した.その結果,GHPの場合,EHPとは異なり成績係数は空調負荷の減少に伴い単調に低下し部分負荷時にピークを示さないこと,またJISに基づく通年エネルギー消費量の予測誤差は約38%にも達しEHPに比べて精度の低いことが明らかになった.このGHPにおける予測精度低下の原因を,部分負荷運転時の圧縮機回転数,エンジン回転数,冷媒圧力,瞬時COPの変化に基づき明らかにした.
Key words : 産業用空調,ヒートポンプ,成績係数,事務所建築,部分負荷性能試験,通年エネルギー消費,EHP,GHP