直接接触凝固・融解による潜熱蓄熱の基礎研究 第1報:パラフィンの直接接触凝固過程の観察実験
直接接触凝固・融解による潜熱蓄熱の基礎研究
第1報:パラフィンの直接接触凝固過程の観察実験
斎藤明宏,斎藤彬夫,宇高義郎,奥田健一,片山功蔵

  本研究は潜熱蓄熱において潜熱蓄熱材(PCM)と熱輸送媒体を直接接触させること により、簡単な構造で高性能な熱交換を実現できる蓄熱法についての実験に基づいた基礎的な研究である。
  本研究ではPCMとして工業用パラフィン、n-エイコサン(C2042)を 熱輸送媒体として水を用いた直接接触潜熱蓄熱において、凝固(放熱)時の固・液の分離、 固相内の水の流路の形成について観察を主とした実験を行ない、n-エイコサンをPCMとした 場合は、かかる蓄熱法が実現可能であることを明らかにした。また実験結果をもとに直接接触 凝固状態のメカニズムを推測している。