空気を熱源としたヒートポンプ式冷暖房装置の普及にともない、 低温伝熱面に生じる着霜現象がますます重要視されている。これは冬期暖房時に、 低温空気からの採熱となるため、屋外の蒸発熱交換器の表面温度が0℃以下となり、 着霜障害を生じるもので、特に低温多湿地域へのヒートポンプの適用の大きな課題 となっている。 着霜現象は、伝熱面上の多数の核を中心とした結晶成長を含むため、 簡単に均一層の成長に重点を置きながら、基礎から熱交換機への応用まで着霜現象を 統一づけて概観するとともに、今後残された課題にも言及した。