本研究は冷凍冷蔵庫用冷凍サイクルの断続時エネルギー損失を分析し、
これを低減する方法と、これによる省電力効果を明らかにしたものである。主な結果は
次の通り。
1)断続時エネルギー損失は3種類に分けられ、それらのうち最も大きな損失は
高温冷媒流入損失であり、これは全冷却負荷に対し、レシプロ、ロータリ圧縮機搭載時
、各々7.6〜12.3%、11.9〜17.4%である。
2)断続時エネルギー損失は冷媒制御弁を用いて高温冷媒の蒸発器への流入を防止
することにより低減できる。省電力効果はレシプロ、ロータリ圧縮機搭載時、各々10%
、15%である。
3)最適な断続回数は弁制御しない場合(レシプロ圧縮機)は1回/h、弁制御した
場合(ロータリ圧縮機)は2〜3回/hである。
|