熱流制御性熱交換器の研究 −第1報 熱流制御性熱交換器の動作特性
熱流制御性熱交換器の研究 
−第1報 熱流制御性熱交換器の動作特性
浜野正好,梁取美智雄,川野知弘

  熱源機器あるいは排熱回収装置においては、従来の熱流の制御できない熱サイフォン に対して、熱流を制御して温度制御することが望まれている。そこで蒸発性液体を封入した従来 の蒸発器と凝縮器を有する熱サイフォンの液戻り管部に、液体のくみ上げ作用を有するヒータ 付きのバブルポンプ機構を設けて熱流の制御を可能にした。可動部なしの熱流制御性熱交換器を 試作し熱流制御実験を行なった。
その結果
(1)蒸発器から凝縮器への交換熱量の約1/20のヒータ入力を制御して熱交換を 行わせたり停止させたりできる。
(2)複数の熱流制御性熱交換器を組み合わせ、その動作回路数を変えて出力温度を制御できる。
(3)部屋の熱回収、部屋の温度管理、蓄熱槽と組み合わせたシステムに応用できることがわかった。