開放形熱サイフォンにおいては、底が閉じられた管内の狭い スペースで対流が生ずるために、流れは抑制され、熱伝達係数は小さな値となる 。従って、管底から空気を吹き込み、上昇する気泡の撹拌作用によって熱伝達係数を 増大させることが考えられている。 このような空気吹き込み時の熱伝達係数を求めるために、直径および長さの 異なる7本の供試管を用い、試験液体として水、エチルアルコールおよびエチレン グリコールを使用して実験的研究を行なった。熱伝達係数への空気吹き込み量、 管の直径と長さおよび物性値の影響を調べ、次元解析をもとにして、実験整理式を 導出した。