水平二設置される多管式熱交換器において、媒体がシェル側を 伝熱管に沿って流れながら蒸発するときの二相流動様式と熱伝達を7本管群 からなるモデル熱交換器と冷媒R113を用いて調べた。供試伝熱管は平滑管 と8種類の各種促進管である。また比較のため供試伝熱管のプール沸騰熱伝達率 も測定した。 実験の結果、管群内蒸発二相流では管内二相流よりも小さな蒸気流速 で環状流が形成されること、ドライアウトによる熱伝達率の低下は管内二相流よりも 小さなクオリティで始まること、質量流速と熱流速の条件によっては凝縮促進管の方が 沸騰促進管よりも高い熱伝達率を示すこと等が明らかになった。