二重効用吸収冷凍機のモデル化と制御 <Br>第2報:負荷変動時の制御
二重効用吸収冷凍機のモデル化と制御
第2報:負荷変動時の制御
飛原英治,山本祐司,斎藤孝基,永岡義一,西山教之

  吸収冷凍機は蒸発圧縮式と比較して、作動流体回路の熱容量が大きい ことやエネルギー源として熱エネルギーを用いているなどの理由により、冷凍負荷 変化時の問題がある。冷凍負荷や環境条件が変化したときの熱入力と希溶液流量乃 制御法について検討し、時々刻々の外部条件に対応する静的釣り合い点での熱入力 と希溶液流量を推定し、いわゆるフィードフォワード的な開ループ制御の概念を用いて 制御するMOL(Multi-variable Open Loop)制御を提案している。MOL制御を 従来の冷水出口温度比例制御と比例制御と比較すると、安定性に優れ、燃焼消費量 の少ない制御であることが明らかになった。