凍結中の内圧発生に基づく食品の亀裂と隆起に関する研究
凍結中の内圧発生に基づく食品の亀裂と隆起に関する研究
小川 豊

  この研究は、凍結食品の亀裂と隆起の原因となる CaClブライン浸漬/散布凍結の場合凍結中に 生ずる内圧を測定し、その内圧を食品の凍結中に放散することによって 、食品(凍結製品)の破壊または変形の防止を目的とするものである。
本報告は、先ず食品中最も大きな形状の一つであるセミドレスの マグロを凍結し、その際に発生する内圧の測定および放散に関する実験を 行なった。
  均温処理をしたものとしない場合の実験の結果、魚体の亀裂 または隆起が凍結中の内圧の発生に基づくことが確認された。そして、 均温処理によって、魚体の内圧(応力)が放散(除去)され、マグロの 凍結中野身割れの防止に有効なことが見出された。