蓄冷材にもちいるR11水和物の生成実験について
蓄冷材にもちいるR11水和物の生成実験について
大輪 優,川崎成武,秋谷鷹二,中岩 勝

  水およびエタノール(3.6%と10%)、n-プロパノール(0.9%) そしてn-ブタノール(1.9%)の水溶液におけるR11水和物の生成実験を、溶液 600g,R11 60〜70gをもちいて反応槽内で400rpmの一定の撹拌速度で行ない 、次の結果を得た。
(1)水和物の生成には溶液の過冷却度が推進力となる。 (2)水における水和物の生成はかなりおそいが、 (3)アルコール水溶液においては、溶液の表面張力が減少するに従って水和物の 生成が著しく促進された。(4)たとえば、10%エタノールや1.9%n-ブタノール の水溶液では、加冷却度2℃で2時間後のR11の転化率は約90%となり、蓄冷材として の応用が可能であることを示した。