単相強制対流伝熱は、各種の熱機器への応用例がきわめて多く、また沸騰・ 凝縮のような相変化を伴う伝熱に比べて伝熱能力が劣るところから、伝熱促進技術に対する ニーズも多い。とくに媒体として気体が用いられる場合には、伝熱促進技術は不可欠と言ってもよい。 本稿では、単相強制対流伝熱の促進技術の基本的な考え方について述べ、 つづいて現在用いられている三つの主要技術、すなわち(a)中断フィン,(b)ねじれテープ (c)乱れ促進体,について伝熱促進のメカニズムを解説し、研究開発の現状を展望した。 さらに、混流相や電場付与による促進技術についても補足した。