蓄冷材にもちいるR11水和物の生成速度について
蓄冷材にもちいるR11水和物の生成速度について
川崎成武,大輪 優, 秋谷鷹二,中岩 勝

  液滴界面反応モデルにもとづき、水及びアルコール水溶液における R11水和物に生成速度式を導き、この速度式から、R11の転化率(β)と経過時間 (θ)との関係が次式で与えられた。ここに,

  ―(1/ln(1―β)=kAnθ
は換算係数(=0.3095),は総括物質移動係数(kg/m2h℃),
は分散液滴の表面積(m2/kg),は溶液の過冷却度(℃) である。
上式から、前報の実験データを解析し、これらのデータが速度式によく適用することを見出した。 この結果から、水及びアルコール水溶液におけるR11水和物の生成が、結晶成長ではなく、 液滴界面反応によって主に支配されているものと考察した。