スクロール流体機械のスクロール形状に関する研究
スクロール流体機械のスクロール形状に関する研究
平野隆久,萩本 清,前田光敏

  スクロール流体機械の特性を決める上でスクロール形状は 極めて重要な因子であり、このためPMP(Perfect Meshing Profile) と呼ぶスクロール形状を開発した。
  PMPは、(1)吐出行程終了時のトップクリアランス容積が 零となる,(2)各種パラメータによりスクロール内方中央部形状を適宜変更する ことができる,(3)両スクロールのインボリュート部分を各々異なった厚さに 変えることができる,等の基本的特徴を有する。
  本報では、1)PMPの理論解析及びプロファイルの具体例, 2)PMPを採用した空調用圧縮機のFEMによる応力解析と実機運転時の応力計測, 3)同圧縮機の性能特性及び騒音特性,等について述べる。これら一連の解析及び 計測によりPMPの有効性を確認した。