本研究は、平滑管で構成される水平理想管群を横切って流れる水
―エタノールおよび水―メタノール系の2成分蒸気の凝縮特性を実験的に調べたものである。
得られたデータの範囲は、圧力が大気圧付近、低沸点成分のモル分率が0〜100%で、混合蒸気
の近寄り速度は水―メタノール系に対して3〜10m/s、水―メタノール系に対して5〜6m/sである。
実験結果は、凝縮熱伝達率が蒸気中の低沸点成分の濃度と強い依存関係にあることを
示している。この特徴は、物質伝達の際の気質移動抵抗によると考えられる。また、データの傾向は
2成分混合蒸気の凝縮理論の示す傾向と一致する。
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