生鮮魚は凍結・解凍魚より高い市場価値があるのに 、我が国の店頭では多量の凍結・解凍魚が生鮮魚と区別されることなく 販売されている。ここでは、文献に掲載された両者の鑑別法を紹介した後、 私達が開発した鑑別法について述べる。 私達は、眼球水晶体中心部の白濁、赤血球の破壊、および 血液中の中性β-N-アセチルグルコサミニダーゼ活性を鑑別指標に基づいて 開発した簡易蛍光法と試験紙とは、通常の食用魚種の全魚体及び切り身試料に 対して適用でき、紫外線ランプがあれば鑑別操作は20分以内で終了した。