吸収冷温水機の高温再生器における二相流の流動様式
吸収冷温水機の高温再生器における二相流の流動様式
古川雅裕,鹿沼仁志,世古口言彦,武石雅之

  吸収冷温水機は、フロンを使用しない空調用熱源で、 近年、特に環境問題が取り上げられている中で注目を集めている。 吸収冷温水機な高温再生器缶内は高温真空化でしかも強アルカリの LiBr水溶液を使用しているため、缶内流動様式を調査した事例は 皆無であった。本論文では、缶内に48点の点電極プロープを挿入し、 同時にボイド信号を処理することにより、缶内流動様式の判別を行い、 かつ、缶内のボイド信号によると、最も沸騰の激しい箇所は炉筒後方の 上部と液管第1列目で、冷房時にはスラグーフロス流の遷移域であった。 一方暖房運転時では、内圧が低下するため沸騰しにくくなり、気泡流へと 流動様式が移行することを明らかにした。