寒冷地気流に置かれた物体に液滴が着氷する現象は、
船体着氷など工業的に支障を及ぼす場合が多いが、その着氷量および
形状に関して、解析等による研究はほとんどなされていないようである。
本研究では、寒冷気流中に置かれた水平円柱に海水滴が着氷する
現象をモデル化し、解析による氷層厚さおよび形状の推定、さらに水層内
塩分濃度の算定を行い、各因子を変化させた場合の実験結果と比較検討した。
その結果、実験では、気流温度が低いほど氷厚は厚くなり、気流速度の
変化に伴う着氷形状の変化が観察され、氷厚、着氷形状、および氷層内
塩分濃度分布についての解析値は、気流速度が10m/s以下の場合実験値と
ほぼ一致することがわかった。
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