快適空調性、ドライビバリティ、燃費の向上等のカーエアコンへの 普遍的ニーズに対し、近年圧縮機自体で能力を制御する容量制御技術の研究開発が 強く要求されてきている。この社会ニーズに応えるため、環境負荷の大きさに比例して 圧縮機の能力を自動的に制御する連続容量制御付スクロール圧縮機を開発した。 本報では、この連続容量制御付スクロール圧縮機の基本構造、連続容量制御付圧縮機 性能のシュミレーション及び圧縮機の内部挙動把握として実施した筒内圧力計測結果、 並びに連続容量制御付圧縮機をカーエアコンに搭載した場合の快適空調性の向上、ドライバ ビリティの向上、経済性向上に対する効果の例について述べる。