シャルピー衝撃試験用機を用いた最適凍結粉砕分離温度の決定
シャルピー衝撃試験用機を用いた最適凍結粉砕分離温度の決定
羽倉義雄,渡辺尚彦

  凍結粉砕を利用して、サバやイワシなどの多脂肪魚から、 低脂肪の魚肉の分離を試みがあるが、良好な分離が可能となる粉砕温度の 決定には、多くの労力が必要である。そこで本研究では、シャルピー衝撃 試験を利用して、簡単な最適粉砕温度の決定方法を考案した。マサバの 種々の部位を-10〜-196℃においてシャルピー試験に供した。この試験から 得られた吸収エネルギー曲線から、各部位の脂肪含有量と破壊様式との 関係(破壊様式図)を求めた。この図を用いて、マサバ(普通筋の脂肪含有量 13.1%,血合筋と皮下脂肪の混合物の脂肪含有率24.6%)の粉砕温度を-60℃と 決定した。)