家庭用冷蔵庫のような小型冷凍システムにおいて、 冷媒をCFC12から代替フロンHFC134aに変えた時の圧縮機性能について 実験的に検討した。 その結果、回転圧縮機では動作係数(COP)が低下するが、往復 圧縮機ではCOP低下の主な原因は、HFC134a用冷凍機油の冷媒溶解下の 実粘度の増加と、すき間容積内ガスの再膨張損失の増加にあり、油の 実粘度を最適化することが圧縮機の性能改善に有効であることを明らかに した。また、ポリアルキレングリコール、エステル系といった油の種類が 性能に及ぼす影響は比較的小さいことが分った。