受験資格・試験科目

冷凍空調技士

受験資格および取得条件

第一種
  1. 冷凍・冷蔵・空気調和その他、低温・高温発生用機器に係る装置等の研究、開発、設計、製造、管理、調査、鑑定、教育などの関連業務に従事する経験、 または高圧ガス保安法に規定した冷凍設備を使用する高圧ガスの製造に係る経験が通算4年以上ある者。
  2. 大学・短大・高専において工学・理学を修めて卒業し(又はこれと同等以上の学力を有し)、上記1.の実務経験が2年以上ある者。
  3. 通算3年以上の実務経験を有する第二種冷凍空調技士。
  4. 工業高校を卒業後、通算3年以上の実務経験を有する者。
  5. 日本冷凍空調学会の通信教育を、別に定める優秀な成績で修了し、通算2年以上の実務経験がある者。
1~5いずれか
第二種
  1. 受験資格に実務経験および学歴は問わない。ただし、試験に合格後、「技士」として認証される為には通算2年以上の実務経験が必要です。

試験科目

理論(2時間)
  1. 冷凍サイクルと圧縮機
  2. 伝熱および熱交換
  3. 冷媒・冷凍機油・ブライン
  4. 圧力容器の強度
  5. 空気調和(Ⅰ)
  6. 空気調和(Ⅱ)
技術(2時間)
  1. 冷凍装置の設計計算
  2. 冷凍装置の自動制御
  3. 冷媒配管・付属機器
  4. 冷凍装置の運転と保守
  5. 保安
  6. 空気調和機

合格率

  • 第一種 約42%
  • 第ニ種 約77%

食品冷凍技士

食品の低温による加工・処理・品質保全の技術に携わる有能な技術者に与えられる資格です。 2022年度から実務経験が無くても受験は可能になりましたが、資格取得のためには下記が必要です。

取得条件

  1. 食品の低温による加工・管理・作業・輸送流通の業務に従事して通算3年以上の経験を有する者。
  2. 食品に関する(食品に係る単位を取得して)大学、短大、高専を卒業し、上記1.の実務経験が通算1年以上ある者。

食品冷凍技士受験科目

  1. 食品冷凍の総論と物理
  2. 食品冷凍の化学
  3. 食品冷凍の品質管理
  4. 冷凍設備と解凍設備

試験合格後3年以内に本学会が定めた下記講習を受講(或いは年次大会に参加)

講習科目(オンデマンド配信)
  1. 水産物の冷凍
  2. 農産物の冷凍
  3. 畜産物の冷凍
  4. 食品冷凍の衛生学

合格率

約67%(2020年度まで)